7月8日 土京川
梅雨ですなあ。水が多いですなあ。うっとうしいですなあ。
と言う訳で、今日は土京川です。

10時過ぎに目的の駐車スペースに着いたものの、めずらしく先行者の車が。ジムニー・・・。
やむなく少し下流に下って、私のジムニーを止める。
川に降りて、まず#14のドライフライを結んで、さて第一投をしようかと思ったけれども、流れが強いので#12に付け替えた。
魚の反応はなかなか無くって、浅い淵のヒラキでやっとこ反応するも、流れが速くってアッと言う間にドラグがかかってフッキングに至らないこと3回。
ならドラグの掛からない巻き返しのポイントはどうかと言うと、そんなポイントでは反応は無く、やっぱり浅い淵がよろしいようで、なんとかアマゴを2匹釣った。写真を撮ってると、上流に止まってたジムニーが帰ってきたので、そそくさと川を上がって、そのジムニーが止まってたところへ行って昼食。
アグラ椅子に腰掛けてビールを頂いて、久々に本を開いてのんびりとする。
カップ焼きうどん食ってタバコふかしてたら、さっきとは別のジムニーが下っていった。その外に見たのは単車1台と普通の車1台だけだったから、この道は、よほどにジムニー密度が濃い。

読書・昼食には1時間以上かけたし、先行者がここから入ったのはさらに2時間以上は前だからその影響はほとんど無いはずで、そして谷へ下りてドライフライ結んで釣り始めるも全く反応は無くって、いっそのこと「例のフライ」を試すも当たり前のように反応は無くって、そんな状態が2時間も続くと誰でも飽きますわな。
3時半には挫けた。

(田茂谷上流の流れ)
7月16日 久沢川?
せっかくの連休なのに梅雨末期の大雨とのことで、郡上の谷はどこも増水しすぎ。でも九頭竜方面ならばなんとかなりそう。
で、久々に久沢川へ行こうと、私としては珍しく早く9時過ぎに掛軸店を出発。油坂峠のトンネルを抜けて国道下の谷を見ると、増水はしてるものの郡上の谷ほどではない。予定通りです。夢の架け橋を渡って湖岸沿いの道をクネクネ進んで(私、この道は嫌い。対向車が、スピードも落とさずカーブに突っ込んでくるから。もう何回もヒヤヒヤしたことがある)赤い伊勢橋が見えてきた。
さあ、ここから久沢林道に入ろうとしたら・・・ガードレールで通せんぼ。その20m先を見ると、ガケ崩れで林道が埋まってます。
写真は対岸から見たところで、赤線が林道。しっかりと崩れてます。去年の秋からこっち、そんなに大雨はなかったのに、いつ崩れたのかな?雪解けの頃かな??まあ、これを直すにはそうとうな時間がかかりそうだから、久沢川はしばらくはお魚達の楽園となるでしょう。

そしてやむなく伊勢川に行く。
一通り川を見るも釣り人は無し。でも増水はしてるのでやや上流に入る。釣り準備して杉林を少し歩くと、昨日か一昨日か、今朝かに入った踏み跡があり、それをつたって谷へ立つ。これでクモの巣は少なかろう・・・・、と思ったのは甘かった。
確かにそれらしいポイントの低い位置ではクモの巣はなかったものの、上の方はクモの巣だらけ。フライを振るとアッと言う間にクモの巣がからみつく。踏み跡はずっと続いてて、それとクモの巣の状態を考えるに、その先行者は餌釣りでチョウチン仕掛けでやってる。
私はクモの巣と戦いながらもなんとか2匹のアマゴを釣ったけれども、クモの巣を払いながら、上流とはいえ増水の川の中をジャブジャブ進むのに疲れ、その先のヤナギだらけの流れをみて挫けた。ふと草ボウボウの岸を見ると、踏み跡。先行者も、ここで挫けたらしい。その踏み跡をたどって楽々と出渓。

その後、田茂谷へ行く。
下流では腰にタオル巻いた裸ン坊4人(何やってたの?)と、2人の釣り人を見た。私はどんどん上流へ行って、本開いてビール飲んで、近頃お気に入りのカップ焼きうどんを食った。やっぱ谷でのビール&読書はよいです。
そして谷へ下りる。実はこの先を釣るのは初めてで、いつもはそこで上がってた。藪だらけだったらどうしようかとも思ってたけれども、実際には杉林が広がってて川原もあって歩きやすく、先行者もあったろうけれどもクモの巣も少なくって、意外と渓相も安定してて宜しくって、小型ながらもイワナが遊んでくれた。
多分、平水時なら、チョロチョロの流れなのかも知れません。

(ハズカシの谷を釣る)
7月22日 ハズカシの谷
本日は、坪さんと局長さんとトムさんとでハズカシの谷です。
10時半くらいに現地に着いて、坪さんと私、局長さんとトムさんの2組に分かれて、上流と下流に入渓。なぜその組み合わせかと言うと、局長さんと私は「ハズカシフライ」使用者なので、その面白さをドライフライのお二方に見てもらうためなのです。ただ、なかなか釣れないんだなこれが。
上流へ入った私と坪さんですが、入渓してすぐに坪さんがドライフライで小ぶりなイワナを釣った。そして私が「ハズカシフライ」投げたらいきなり反応があった。でもなかなか釣れない。次にまた坪さんがイワナを釣った。そして私が「ハズカシフライ」を投げたら、また反応するも、やっぱり釣れない。そしてまた坪さんが・・・。
お魚の反応はなかなかよく、坪さんにも「ハズカシフライ」の面白さだけは伝わったのではないか。ただ、釣れなさ加減も伝わってしまったか。でもあとちょっとなのですよ。もう少しどうにかすれば(その、どうにか・・・が、解らん)新しい世界が広がるはず・・・。
でも私は1時間ちょっとで挫けて、ドライフライにしたら簡単に釣れた。坪さんは「6匹までは数えてたけど、あとは忘れた」らしい。
局長さんトムさん組は、それほどの反応ではなかったらしい。

12時半に車に戻って昼食。
局長さんが「なんちゃってケーちゃん」を焼いてくれて、私の好きな塩焼きそばも焼いてくれて、トムさんはウインナー焼いてくれて、私もピリ辛ケーちゃんを焼いた。ウメ〜〜。やっぱ渓流では肉ですな。谷でカップめんなんぞ食ってるやつらの気が知れん・・・(普段の私のこってす)

その後ほんの少しだけ移動して、坪さん局長さん、トムさん私の組み合わせで上下に分かれて入渓。雨が降ってきてカッパを着込む。
入渓してすぐにドライのトムさんに出る。私の「ハズカシフライ」にも反応する。そしてトムさんのドライフライに出る。私の「ハズカシフライ」にも・・・。ただ、午前中と違って、ドライフライの出方がシブイ。出るには出るけれど、しっかりとはくわえてくれない。それでもトムさんは数匹釣った。「ハズカシフライ」の反応はと言えば、前半と同じ。面白いけれど釣れない。
挫けて私もドライフライにしたけれど、反応はするものの、結局1匹も釣れなかった。

車に戻って坪さん局長さんの釣果を聞いたところ、反応悪かったと。(局長さんは「ハズカシフライ」で1匹釣ったらしい)
ってことは、私は前半後半とも反応の良かった区間に入ったものの、「ハズカシフライ」では1匹もよう釣らなんだのね。

(暑さの厳しい折、皆様ご自愛下さいませ)
7月28日 鷲見川・他
暑いっすな〜〜。
私、もう夏バテ。ほんの数日前までは、昼間はいくら暑くっても、この白鳥の地では夜窓開けてると寒い位になってたのに、この3〜4日間はエアコン使わんと耐えれん。そして寝る前にエアコン切って窓開けて寝ると、そのうち蒸し暑くなって目が覚める。でも無理やり寝て、また蒸し暑くなって・・・。朝起きると、グッタリと疲れてる。
さらに、オリンピック。だいたいおいしい試合は日本時間の深夜にやってる。ますます寝不足が加速。疲れる。ただ、柔道と水泳ばかりで気に入らんところはある。(柔道は好きだからまだいいけど、私はカナヅチなので水泳には興味がないのだよ)もっとマニアックな試合が見てみたい。

さて、28日、局長さんとルアー船長さんとで鷲見川。いわゆる異業種交流。いや・・・、そうでもないか。
楽しくて美味しい1日だったけれど、ルアー船長さん2匹・局長さん1匹・私0匹に終わる。バカ暑いし・・・。
29日、一人牛道へ行って0匹。私はもう郡上の谷ではよう釣らん。
それで福井県の田茂谷へ行って2匹。その他、蜂に刺されて、左手首の上が腫れて痒くてたまらん。